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もの申す。

昔からレースを好きで見ている(TVでね)
でも最近あんまり見ていて(特に今年は)面白くない、飽きたとか冷めたとかじゃなく。
理由はいくつかあるけど、(注)あくまでもド素人な意見ですので。
1に2stマシンじゃなくなったし(4stマシン移行時代から見てもイマイチ感があった)。速いのは良いんだけどハイテクすぎる。
2、各メーカーのエースがハッキリしていない(結果も内容も)以前は何強とか
それぞれ速いライダーが数人いた。
3、前年に活躍したライダーが翌年全く活躍していない(新人が入れ替わりに活躍しているから感情移入しずらい)。
4、以前に比べて日本人参戦者が少ないしイマイチ活躍していない。

1のマシンは時代だから仕方無いけど、やっぱり2stの甲高い排気音が良い。
(単純に2stレーサーが好きって事だけどね)
で最近はハイテクだから各メーカー電子制御の進化が激しすぎる、今のマシンはコレが一番大事と言われている、何だかF−1みたいになってきたな〜。
エンジンブレーキでのRタイヤのロックを押さえるスリッパークラッチや、
コーナーリングや立ち上がりでのスライドを押さえるトラクションコントロールとか、
ボタン一つでエンジン出力や特性を変更出来るとかね。乗り手の占める割合が少なくなっているような気がする。

2と3の理由はリンクしている部分があるけど、HONDAはコイツとかYAMAHAはコイツってエースが結果と内容で毎回違う、しかもその差が毎戦ありすぎるような。
新人ライダーがいきなり活躍するのはマシンが以前とは変わってきているのだろう、
誰でも乗れるマシンになりつつある。新人ほど乗れているようで昨今の感覚のライダー向きなのか常連ライダーは順応するのに時間がかかるのかな?よってあんまり知名度の少ないライダーが勝ってもピンとこない(誰かが一人勝ちする展開よりは良いとは思うけど)
2st500ccマシンの時代は誰でも簡単には乗りこなせない凄さがあって、
選ばれた常人離れしたライダーしか勝てなかったけど、今は新人が勝ってしまう、そう言う意味ではもっと崇高で他クラスからステップアップ組ライダーがビビるぐらいじゃなきゃな〜。
自分的には最高峰マシンは気難しく速いマシンで「あれ乗りこなすんだから、やっぱ世界のトップライダー(数人)は凄いな〜」ってイメージがあったけど、数年前からは各メーカー乗りやすい方向へと以降している、だから(本当に極端な言い方)「ああ、乗れちゃうんだ〜」と。
最近の中で好きなライダーっていないもん。

数年前にM.ドゥーハンが何年も連続チャンピオンになってから、他ライダーとは違う扱いの難しい出力特性のマシンを選んだ理由も、黙々と乗りやすいマシンで勝ち続けるよりも自分への挑戦みたく(気難しいマシンで)走っていた姿には頭が下がります。
1、2、3の理由を総括してもV.ロッシは頑張ってるしレースを盛り上げている唯一のライダーだね、まさにプロフェッショナルと呼べる。

4は書いた通り、数年前はもっと日本人ライダーが活躍していて、レース結果が毎戦気になっていたけどさ。何だか「今回は勝つだろう」と言う期待感が全く無い。

ただプロライダー全て凄いし、現在のMotoGPマシンも誰でも簡単には乗りこなせないんだけどね、単純に視聴者&ファンとして、そう感じてしまう。

近い将来には800ccマシンにして、さらにマシンコストを押さえ、もっと沢山のライダーに乗れてレースが混戦になって面白くなるようにとレギュレーションが変更になるらしいけど、
そう言うレースは各国内レースでやれば良いんじゃないかな、
やっぱり世界GPだし世界最高峰なんだから、それなりのマシンでレースやるべきじゃないかな?
加速、減速、コーナーリングなど全てライダーの技量のみで勝負する凶暴なパワーの2st500ccマシンのレースのほうが面白かったよな。

PS、あくまで個人的主観です。m(__)m 古い世代の人間なんです(爆)
by iwayoshi44 | 2006-05-29 00:17 | レース | Comments(0)